冷めたコーヒーが体に悪いって、ご存じでしたか?
私、猫舌だってこともあって、あえてコーヒーは冷めた状態で飲むことが多々あるんですけどね、友人に「冷めたコーヒーや、淹れてから時間が経ったコーヒーは体に悪いよ」って言われたんです。
なになに、そうなの?私、普通に飲んでたけど、これってやばいことだったの?(; ・`ω・´)ナン…ダト!?
・・ってことで今回は、冷めたコーヒーについて徹底調査!
冷めたコーヒーは体に悪いのかや、時間が経ったコーヒーはやばいのか、などを詳しく調べてみました。
この記事でわかること
- 冷めたコーヒーは体に悪いのか
- 時間が経ったコーヒーはやばいのか
- コーヒーは何時間経過するまで大丈夫なのか
- コーヒーが酸化するとどうなるのか
- コーヒーを酸化させずに長持ちさせる方法
Contents
冷めたコーヒーは体に悪い?
結論を先にお伝えしますと、冷めたコーヒーが体に悪いという科学的な根拠はなく、健康を害するといった報告等もありません。
ただ、冷めて時間が経ったコーヒーは「酸化」している可能性があり、「酸化=劣化」となることから、体に悪いとか、やばいなどと言われている可能性があります。
この「コーヒーの酸化」については、次の項目で詳しくお伝えするとして、ただ、冷めたコーヒーに限らず、コーヒーの飲み過ぎは「カフェインの過剰摂取」に繋がるので、注意は必要です。
カフェインの過剰摂取は
下痢や腹痛、吐き気、心拍数の増加、不眠、興奮、震え
など、体に悪い影響を与える可能性があります。
厚生労働省のHPによると、1日あたりのカフェインの摂取目安量は、カナダ保健省によって最大400mg(=コーヒーなら、237ml入りのマグカップ3杯)までとしていますから、飲み過ぎには注意をしましょう☆
時間が経ったコーヒーがやばい理由を解説!
時間が経ったコーヒーは「酸化」している可能性があります。
とはいえ、酸化しているコーヒーが体に悪い影響を与えるのかというと、これについても、実は明確な科学的根拠はありません。
ただ、酸化したコーヒーは
- 「酸化している=劣化している」→「劣化している=品質が落ちている」と考えられる
- ごく稀ではあるものの、体質によっては胃痛などのお腹の不快感を引き起こす可能性ある
- 味や風味が落ちている(コーヒーが酸化するとどうなるかは、後の項目で詳しく!)
などから、「体に悪い」とか「やばい」、「飲まない方がいい」などと言われているんです。
で、そもそもコーヒーが酸化するとは、どいうことなのか?といいますと・・
コーヒーの酸化とは?
酸化とは、物資と酸素が結びついて「酸化した状態」になることをいいます。
例えば、鉄と酸素が結びついて酸化すると「錆び」てしまいますが、この錆びた鉄は、イコール「劣化し、品質が落ちた状態」に当たるんです。
このことから「酸化=劣化」、さらには「劣化=品質が落ちている」と考えられます。
で、この酸化がコーヒーに起こると、必ずしも体に悪い影響をあたえるわけではないものの、味や風味が落ちたり、体質によっては注意が必要になり「やばい」とか「飲まない方がいい」などと言われるというわけです(*´ー`*)
では、なぜコーヒーが酸化してしまうのか?といいますと・・
コーヒーが酸化する原因は?
コーヒーが酸化する原因は5つあります。
①時間
時間が経ったコーヒーは「時間」が経った分、酸化が進んでしまいます。
なので、淹れたコーヒー、またはコーヒーの飲み残しを、そのまま放置しておくのはNGで、コーヒーは「淹れたらすぐに飲むのが◎」になりますよ(コーヒーが何時間経過までOKかは後の項目で詳しく!)
②熱
コーヒーは「熱」が入ることによっても、酸化のスピードが速まり、温度が10度上がると、酸化のスピードが2倍にも速まると言われています。
「熱が入る」とは、温めるなどで直接熱を加えることだけでなく、熱がこもりやすいキッチンなどに置きっぱなしにすることでも、熱が入る可能性があるので注意が必要になるんです。
ガスコンロやレンジ、炊飯器やオーブンなどの熱によって、気づかないうちにコーヒーに熱が加わり、酸化が進んでしまう可能性があるので注意をしましょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
③光
コーヒーの酸化は、光に当たることでも進みやすくなります。
コーヒーは紫外線に弱いと言われいる為、直射日光に当てるのはもちろん、蛍光灯の光もNGになりますよ☆
④空気
コーヒーの酸化の原因の1番は「空気に触れること」にあります。
で、これは「コーヒー豆」も同じことで、空気に触れることで酸化が進みやすくなるので要注意ですよ×!
⑤湿気
水の中にも酸素が含まれていることから「湿気」にも注意が必要。
特に、焙煎したコーヒー豆は、スポンジ状の空洞(多孔質状といいます)があるので、水分を吸収しやすく、酸化しやすい性質があるんです。
水気に注意するのはもちろん、湿気が多い場所にコーヒーを置きっぱなしにしたり、コーヒー豆を保存するのはNGになりますよ( •⌄• )◞
コーヒーは何時間経過するまで大丈夫?作り置きは体に悪い?
コーヒーを淹れたら「1時間」を目安に飲み切るのが◎!
2~3時間ほどなら大丈夫とも言われていますが、ホットコーヒーが美味しいと言われている時間は「10~15分」になるので、それも踏まえて、1時間を目安に飲んでみて「味がおかしいな」と感じたら、淹れ直して飲むのがおすすめです。
また、私達の舌が感じる味覚(甘味、旨味、苦味、酸味、塩味など)は、25~40℃で感じやすくなる為、時間が経って冷めたコーヒーの場合、雑味を感じて美味しさが半減してしまう可能性があります。
コーヒーショップなどでは、味わいを考慮して、淹れてから60分経ったコーヒーは処分している店舗もあるんですよ。
コーヒーの作り置きは体に悪い?
コーヒーの作り置きは、1日以上経つと雑菌が繁殖しやすくなり、食中毒など体に悪い影響を与える可能性があるので注意が必要です。
特に、梅雨時や夏の暑い時季などの常温保存はNGですし、口をつけたカップやボトルでの保存は、口からの菌が混入し腐る原因に繋がります。
また、牛乳が入ったコーヒーも、牛乳のタンパク質によって菌が繁殖しやすくなるので、作り置きは避けるようにしましょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
コーヒーが酸化するとどうなる?酸味がする?
コーヒーが酸化すると「酸味」がするようになります。
また、その他の味や風味などの変化としては
- 苦味が強くなる
- 渋味が強くなる
- えぐみを感じる
- 喉や舌がイガイガする
などがあるんです(体質によっては、お腹の不調などを引き起こす可能性もあります)
酸化したコーヒーは「体に悪い」という科学的根拠はないものの、美味しくはなく、決して「体に良い」ともいえないので、「おかしいな」と思ったら処分するのがおすすめですよ☆
でね、酸化すると「酸味」がするコーヒーですが、そもそも酸味があるコーヒーの種類もあり、その違いもお話しさせて頂きますと・・
コーヒー自体の酸味と酸化による酸味の違い
コーヒー自体の酸味には
- 飲んだ時にスッキリしている
- 酸味が後に残らない
という特徴があり、これはコーヒー豆本来の酸味になります。
一方、酸化による酸味には
- 酸味が強い
- イヤな酸味
- 口の中に残る酸味
という特徴があるんです。
また、もともと酸味があるコーヒーの種類には
モカ、キリマンジャロ、グアテマラ、コナ
などがありますから、これら以外で酸味を感じたら要注意になりますよ(◦ˉ ˘ ˉ◦)
コーヒーを酸化から長持ちさせる方法
コーヒーを酸化から長持ちさせる方法!
ポイントは
- 新鮮なコーヒー豆を使う
- コーヒー豆や粉の保存方法に気を付ける
- 飲み切れる分だけを淹れる
- 水出しコーヒーを淹れる
などがあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
新鮮なコーヒー豆を使う
新鮮なコーヒー豆を使うことで、酸化しにくくなります。
具体的に、どうすればいいのかというと
- コーヒー豆は信頼できるお店で買う(焙煎してから時間が経過しているコーヒー豆は、開封していないくても酸化が進み始めている可能性があります)
- コーヒー豆はまとめ買いをせず少しずつ買う(長期保存することで、酸化が進んでしまいます)
- できれば、豆の状態のコーヒーを買う(粉の状態だと、空気に触れる面が多い為、酸化しやすくなります)
などに気を付けるのが◎!
コーヒー豆の賞味期限の目安は、焙煎後
- 未開封:90日程
- 開封後:14~30日程
になります。
さらに、粉の状態だと、開封後3~7日程の賞味期限となるので注意をしましょう☆
コーヒー豆や粉の保存方法に気を付ける
保存場所
コーヒー豆の保存場所は、
- 温度変化が少ない
- 直射日光が当たらない
- 湿気がない
などの「冷暗所」がおすすめです。
もしくは、冷蔵庫での保存でもOK。
コーヒー豆は15℃以下での保存が望ましいので、冷蔵庫でも保存可能になります。
ただ、冷蔵庫の場合、温度変化によって水滴が付く可能性があり、水分は酸化の原因に繋がるので、その点は注意をしてくださいね(⑅•ᴗ•⑅)
保存容器
コーヒー豆の保存は「密閉容器」が◎で、且つ、遮光性があるものがおすすめです。
例えばこちら
野田琺瑯の保存容器です。
シンプルなデザインが人気のこちらの保存容器は、フタが二重構造になっていて密閉性が◎!
湿度も低く保てるので、酸化や劣化を防ぐことができます。
口コミでも
- ニオイ移りがなく、コーヒーの香りを保てる
- ニオイ漏れやニオイ残りもないので安心して使える
- 高級感あるデザインが良い
などと高評価◎
そう、やっぱり野田琺瑯って、高級感がってオシャレなところがgoodですよね~。
大人気の容器にコーヒー豆を美味しく&オシャレに保存しちゃいましょう♡
飲み切れる分だけを淹れる
コーヒーは、まとめて淹れて長く楽しむのではなく、飲み切れる分を、その都度淹れて飲むのが◎!
淹れてから長く時間が経ったコーヒーは、どうしても酸化が進んでしまいますから、面倒でも、その時飲める分だけを淹れて味わうようにしましょう(ღ*ˇᴗˇ*)。o
水出しコーヒーを淹れる
アイスコーヒー限定となってしまいますが、水出しコーヒーの場合、お湯で淹れる通常のコーヒーよりも酸化しにくくなります。
お湯出しコーヒーは、熱を加えることで、豆の脂が抽出されてしまい酸化しやすくなるんですが、水出しコーヒーは熱を加えない為、豆の脂を抽出することなく淹れることができるので、酸化しにくくなるんです。
抽出時間はお湯出しよりも長くかかってしまいますが、その分、水出しコーヒーは
- スッキリした透明感のある味
- 水出しならではの風味や味わい
などが楽しめるコーヒーになります。
「麦茶のように、コーヒーも作り置きしておきたい」という方におすすめのコーヒーになるんですよ◎
・・と、そんな気になる「水出しコーヒー」おすすめがこちら
キーコーヒーの「香味まろやか水出し珈琲」です。
こちらの水出しコーヒーは
- ポットにコーヒーパックを入れる
- 常温水を注ぐ
- 冷蔵庫に4~5時間以上入れておく
で、OK!
実に簡単ですよね。
でも簡単でありつつ口コミでは
- 本格的なコーヒーの味
- ビックリする美味しさ
- 味が美味しくて飲みやすい
などと、かなり高評価を得ているんです。
「冷たいコーヒーが好き」、「コーヒーは作り置きしておきたい」という方にピッタリな水出しコーヒー☆
ご自宅に常備して、いつでも気軽に酸化知らずの美味しいコーヒーを堪能しちゃいましょう(灬˘╰╯˘灬)
まとめ
冷めたコーヒーは体に悪いのか、時間が経ったコーヒーがやばい理由などを見てきました。
<冷めたコーヒーは体に悪い?>
冷めたコーヒーが体に悪いという科学的な根拠はなく、健康を害するといった報告等もない
<時間が経ったコーヒーはやばい?>
時間が経ったコーヒーは酸化している可能性があり、酸化しているコーヒーが、体に悪い影響を与えるという明確な科学的根拠はないものの、酸化したコーヒーは
- 品質が落ちていると考えられる
- ごく稀ではあるものの、体質によっては胃痛などのお腹の不快感を引き起こす可能性ある
- 味や風味が落ちている
ことから、やばいとか、体に悪いとか、飲まない方がいいなどと言われている
コーヒーは、できるだけ早く飲んだ方が◎ということが分かりましたネ。
ついつい、何度も淹れるのが面倒なので、作り置きをしたくなってしまいますが、これはNG!
ひと手間かけて、美味しい&安全なコーヒーを楽しむようにしましょう(ღ˘ㅂ˘ღ)