牛乳や牛乳たっぷりのカフェオレやミルクティーが大好きな、私。
でね、職場にコーヒーマシーンやティーバッグがあるので、家から牛乳をタンブラーに入れて持って行けば、職場でも牛乳たっぷりのドリンクが楽しめる!
・・と、思ったんですが、タンブラーに牛乳って、どうなんだろ?やっぱりダメ?(。´・ω・)?
ダメだとしたら、それはなぜ?
ステンレスじゃなければ、牛乳を入れても大丈夫なのかしら・・?
ってことで今回は、タンブラーに牛乳がダメなのはなぜかを詳しく調査!
ステンレスでなければ、牛乳を入れても大丈夫なのかなども徹底調査してみました。
この記事でわかること
- タンブラーに牛乳はダメなのはなぜか
- ステンレスじゃなければ大丈夫か
- タンブラーの牛乳を腐りにくくする方法
- タンブラーに入れてはいけない飲み物
Contents
タンブラーに牛乳はダメなのはなぜ?
まず、タンブラーに牛乳を入れるのはダメでNGになります。
これはタンブラーのメーカーもハッキリNGとしていて、例えば、象印さんによると牛乳や乳飲料は
成分が腐敗することがあります。そのまま長く放置した場合は、腐敗によりガス発生し、本体内の圧力が上がり、飲み物がふき出たり、中せん・コップ・せんセットなどが破損して飛散することがあり危険です。
引用元 https://www.zojirushi.co.jp/toiawase/faq/
とのことで
牛乳は腐りやすい→腐敗により、タンブラー内にガスが発生する→発生したガスにより水筒内の圧が上がり、吹きこぼれや中せんの飛び散り、破損を引き起こす可能性がある
と、牛乳だけでなく少量の牛乳を含む「カフェオレ」や「ミルクティー」もNGとしているんです。
じゃ、なぜ牛乳をタンブラーに入れると腐りやすくなるのか、といいますと
その理由には
- 保冷効果が低い
- タンブラー内の汚れや雑菌
- 空気に触れる
- 口内の雑菌
- タンブラーが傷みやすくなる
などがあります。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう・・
保冷効果が低い
牛乳は、10℃以下で保存する必要がある飲み物です。
最近のタンブラーは保冷機能が高いものが多くはありますが、とはいえタンブラーだと
- 何度も開閉する
- 外へ持ち歩く
などで、仮にキンキンに冷えた牛乳を入れたとしても、冷蔵庫のように一定の温度を保つのは難しく、腐りやすくなってしまいます。
さらに、飲み口付近やパッキンに付着した牛乳については、もっと高温になる可能性もあり「腐る可能性大」といえるんですよ。
ちなみに、温めた牛乳は冷たい牛乳よりも腐りやすいので、タンブラーに入れて保温しながら持ち歩くのは「大NG」になりますよ(◦ˉ ˘ ˉ◦)
タンブラー内の汚れや雑菌
タンブラーの内部やフタ、パッキンなどの汚れや雑菌が原因で、牛乳が腐りやすくなる可能性もあります。
タンブラーの内部をよーく見ると、汚れ黒ずみなどが付着していませんか?
そう、意外とタンブラーや水筒の内部の汚れって、落としにくく雑菌やカビが繁殖しやすいんです。
で、この汚れや雑菌などにより、牛乳がより腐りやすくなる可能性がある!
日頃から、タンブラーは細かいところもしっかり洗い、定期的に漂白剤で除菌や消臭などをしておくことも大切になりますよ☆
空気に触れる
タンブラーの牛乳は、空気に触れることが多い点も腐る理由になります。
そもそも、牛乳自体、紙パックを開封した後は、記載の消費期限に関わらず「早めに飲み切ること」が推奨されていて、開封後はとても腐りやすい飲料になるんです。
さらに、タンブラーに移し入れるとなると、より多くの空気に触れることになりますし、牛乳パックは殺菌処理されていますが、タンブラーはされていません。
これらのことから、タンブラーの牛乳は「劣化のスピードが速い&腐りやすい」といえるんですよ( •⌄• )◞
口内の雑菌
直飲みのタンブラーの場合、口内の雑菌がタンブラー内に入り込み、その雑菌によって牛乳が腐る可能性もあります。
実は、私達の口内には数百万もの細菌が存在すると言われていて、これらの細菌や雑菌がタンブラー内でさらに増殖することもあるんです。汗
特に、牛乳は栄養価が高く雑菌のエサとなりやすい為、雑菌が繁殖しやすくなりますから注意をしましょう!
タンブラーが傷みやすくなる
牛乳は腐ると「酸性」の液体に変化します。
この酸性の液体によって、タンブラーにサビができ傷む可能性があるんです。
で、この傷んだタンブラーは、牛乳だけでなく他の飲料も、腐りやすくなったり味が変わるなどと、品質を保てなくなってしまうこともあるので注意が必要。
仮に、牛乳を入れて飲み切ったつもりでも、タンブラー内に少量に残った牛乳によって、タンブラーが傷む可能性もある!
これらのことを踏まえると、やはりタンブラーに牛乳を入れるのはNGといえますよね(๑•᎑•๑)
ステンレスじゃなければタンブラーに牛乳を入れても大丈夫?
ステンレスではないタンブラーや水筒であれば、牛乳を入れても大丈夫なのか。
この答えは「ステンレスじゃなくても、牛乳を入れるのは避けた方が◎」といえます。
例えば、プラスチック製のタンブラーの場合、ステンレスと違って密閉性が低い為、牛乳が腐ってガスが発生したとしても、そのガスの圧で牛乳が飛び散る可能性は低くなります。
また、プラスチック製の場合、作りがシンプルなものが多いので、洗いやすい為、衛生面をキープできるところも良き点といえるんです。
ですが、プラスチック製のタンブラーの場合、保冷効果が低いというデメリットもある!
保冷剤を駆使するなどで、保冷効果を高める手段もあるといえばありますが、基本的に牛乳は腐りやすい飲料になるので、持ち運ぶのは避けた方が安心ですよね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
タンブラーの牛乳を腐りにくくする方法
どうしても、タンブラーに牛乳を入れて持ち歩きたい・・・その場合の「牛乳を腐りにくくする方法」をいくつかご紹介します。
ただ、これまでご紹介してきた通り、基本的にはタンブラーに牛乳はNGになり、私的にもおすすめはしません。
なので、行う場合は自己責任となりますし、特に小さいお子さんには絶対にNGとなることをご承知おきくださいね☆
牛乳を腐りにくくするためのポイントは
- よく洗ったタンブラーを使う
- 保冷機能が高いタンブラーを使う
- 早めに飲み切る
- アイスカフェオレにする
- 臭いを確認する
などがあります。
ひとつずつご紹介しますと・・
よく洗ったタンブラーを使う
牛乳を腐りにくくするには、よく洗ったきれいなタンブラーを使うのが◎!
その理由は、先程もお話ししましたが、もともとあるタンブラーの汚れや雑菌によって牛乳が腐りやすくなることもあるからです。
洗い方のポイントは
- 外せるパーツは全て外して洗う
- 水筒専用のスポンジでタンブラー内部を洗う
- タンブラーも各パーツも酸素系漂白剤で消毒する(タンブラー内に酸素系漂白剤とぬるま湯を入れてしばらく放置し、パーツは酸素系漂白剤とぬるま湯を入れたボウルにつけておくと◎)
- しっかり乾かす
などで、おすすめの水筒専用スポンジはこちら
象印の「水筒用スポンジ」になります。
これ、スポンジに柄が付いているだけでなく、スポンジが「スキマヘッド型」の形状なので、タンブラーの隅やフタやパッキンなどの細かいところも、きれいに洗えちゃうんです。
柄は安心のAℊ+抗菌加工になり、スポンジは研磨剤レスなので大事なタンブラーを傷つける心配もありません。
「洗いやすい&あると便利」などと、口コミでもかなり高評価◎
ボトルメーカー「象印」さんならではの安心スポンジで、クリーンなタンブラーを目指しちゃいましょう٩꒰。•◡•。꒱۶
保冷機能が高いタンブラーを使う
タンブラーに牛乳を入れる場合は、保冷機能が高いものを使うのが◎!
そうすることで、腐りにくい牛乳になります。
とはいえ、夏場の暑い時季などは要注意。
できる限り、開閉回数を減らすなどの工夫も大切ですよ☆
早めに飲み切る
タンブラーに牛乳を入れたた場合、できるだけ早めに飲み切るのがおすすめです。
高度な保冷機能がついていたとしても、2~3時間以内には飲み切るようにしましょう。
また、真夏の場合、炎天下に持ち歩くのは避けた方が◎になりますよ(⑅•ᴗ•⑅)
アイスカフェオレにする
タンブラーに牛乳を入れたい場合、氷とアイスコーヒーも一緒に入れて「アイスカフェオレ」にするのもひとつの方法です。
- 氷を入れることで低温が保てる
- アイスコーヒーを入れることで、牛乳の乳成分が薄まる
などで腐るスピードを遅らせることができます。
とはいえ、氷が溶けてしまえば温度が上がり腐りやすくなりますし、味が薄まって美味しくなくなるというデメリットもあるので
- 早めに飲み切る
- 温度管理に注意する
- 清潔なタンブラーに入れる
などに注意をしましょう♪
臭いを確認する
牛乳をタンブラーに入れた場合、飲む際に腐っていないか「臭い」をしっかり確認することも大切です。
牛乳は腐ると
- 酸っぱい臭いがする
- 異臭がする
などになりますから「おかしいな」と思ったら、飲まない方が◎
また、飲んだ際に少しでも味に違和感を感じたら、飲まずに吐き出すようにしましょう。
腐った牛乳は、食あたりのリスクが高いと言われていますから、くれぐれも注意をしてくださいね(⁎˃ᴗ˂⁎)
ロングライフ牛乳やスキムミルクにするのもおすすめ!
ロングライフ牛乳
冷蔵保存の牛乳をタンブラーに入れて持ち歩くのではなく、常温保存可能なロングライフ牛乳をパックごと持ち歩くのもおすすめです。
こちらの森永牛乳は、200ml入りなので嵩張らずに持ち歩くことができます。
搾乳後48時間以内に生乳を受け入れて、無菌状態で超高温殺菌されているので、常温でも40日~2ヶ月程日持ちがするスバラシイ牛乳◎
ただ、開封後は冷蔵保存になるので、パックのまま持ち歩くのが必須になりますよ。
スキムミルク
タンブラーに水やお湯を入れる&別にスキムミルクを持ち歩く、で、飲む際に溶かして牛乳を作るのもおすすめ!
スキムミルクは、牛乳から乳脂肪分を取り除いたものなので低脂肪なところが◎
且つ、しっかりタンパク質も摂ることができます。
こちらの雪印メグミルクのスキムミルクは、水に溶けやすく、飲料としてだけでなくお料理やパン作りにも使えちゃいます。
色々便利なスキムミルクは、常備しておけばきっと重宝するはずですよ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
タンブラーに入れてはいけない飲み物はコレ!
最後にタンブラーに入れてはいけない飲み物のご紹介です。
タンブラーにNGな飲み物は
飲み物 | 入れてはいけない理由 | 飲み物例 |
牛乳や乳飲料 | 乳成分が腐敗しやすい | 牛乳、ドリンクヨーグルト、カフェオレなど |
果汁飲料 | 酸が含まれるので、ステンレスが腐食しサビやすい | オレンジジュース、グレープフルーツジュース、リンゴジュース、お酢入りの飲み物など |
炭酸飲料 | 炭酸のガスにより、破裂や中味がふき出す可能性がある | コーラ、炭酸水、ソーダ類など |
塩分を多く含む飲料 | 塩分により、ステンレスが腐食しサビやすい | 味噌汁、スープ、昆布茶、スポーツドリンク |
お茶の茶葉、果肉入り飲料 | 茶葉や果肉がフタや溝に詰まる | 茶葉入りのお茶、果肉入りのジュースなど |
などになります。
ただ、スポーツドリンクについては、入れてもOKのタンブラーも増えてきています。
例えば、こちら
「ピーコック水筒 600ml」です。
こちらのタンブラーは、高耐食ステンレスが使われているので、スポーツドリンクや経口補水液もOK!
熱中症対策としても持ち歩けるタンブラーになります。
さらに、こちらのタンブラーであれば、炭酸飲料がOK
「タイガー魔法瓶 水筒500ml」です。
こちらのタンブラーは「炭酸対応せん」を使用。
ガス抜き構造や安全弁を備えた「バジルロック構造」なので、中のふき出しを抑えることができます。
ボトル内の凹凸が少なく、炭酸が気化するのを防ぐことも可能なので、長く炭酸飲料を楽しむことができるところも◎
炭酸好きな方におすすめのタンブラーになりますよ!
様々なタンブラーが販売されているので、ご自身の好みや目的に合ったものを選ぶのがgood
お気に入りのマイタンブラーを見つけて、いつでもどこでも美味しいドリンクを楽しんでくださいね(。•ω- 。) ⌒♡
まとめ
タンブラーに牛乳はダメなのはなぜか、ステンレスじゃなければ牛乳を入れても大丈夫なのかなどを見てきました。
<タンブラーに牛乳はダメなのはなぜか>
タンブラーに牛乳を入れるのがダメな理由は
- 牛乳は腐りやすい
- 腐敗により、タンブラー内にガスが発生する
- 発生したガスにより水筒内の圧が上がり、吹きこぼれや中せんの飛び散り、破損を引き起こす可能性がある
など
<ステンレスじゃなければ牛乳を入れても大丈夫なのか>
ステンレスじゃなくても、タンブラーに牛乳を入れるのは避けた方が◎
タンブラーに牛乳を入れるのは、かなりハードルが高そうでしたね。
美味しい牛乳ではありますが、牛乳は基本、家で楽しむのが安心かも♪
ただ「ロングライフ牛乳」という手もあるし、色々工夫しながら安全に美味しく牛乳を楽しむようにしましょう╰(*´︶`*)╯