出掛ける時には、水筒に熱いお茶を入れて持ち歩くことが多い、私。
体も温まるし、外にいながらにしてお気に入りのお茶が飲めるなんて最高~・・と、思っているんですけどね、どうも時々、お茶の味が変わるというか、まずいことがある(・・;)
この理由はなぜ?あと、対処法があったら知りたーい!
ってことで今回は、水筒のお茶の味が変わる、まずい理由について徹底調査!
対処法や、熱いお茶は腐るのかなどを、詳しく調べてみました。
この記事でわかること
- 水筒のお茶の味が変わる&まずい理由
- 水筒のお茶の味が変わる&まずくならない為の対処法
- 水筒の熱いお茶は腐るのか
- 水筒のお茶の変色を防ぐ方法
- 酸化しない水筒はあるのか
Contents
水筒のお茶の味が変わる&まずい理由は?
水筒のお茶の味が変わる、またまずい理由には
- お茶が酸化している
- お茶が劣化している
- 水筒やフタ、パッキンが汚れている
- 水筒が新しい
などが考えられます。
ひとつずつ見ていくと・・
理由①お茶が酸化している
水筒のお茶の味が変わる、まずい最大の理由は「お茶が酸化していること」にあります。
実は、お茶は、とても酸化しやすく、酸化によって味や風味が変わり「まずい」と感じる可能性があるんです。
お茶に含まれるカテキンやタンニンの「ポリフェノール」には抗酸化作用があり、この抗酸化作用は体に良い成分ではあるものの、自らを酸化させることで、他の成分の酸化を防ぐという性質があります。
イコール、他の成分に比べて「酸化しやすい」という特徴があり、酸化することで苦みや渋みが増えてしまうんです。
お茶の酸化は、お茶を抽出すると同時にスタートし、温度が高いほど酸化が進みやすいとされているので「水筒の熱いお茶」は酸化しやすい状態であるといえます。
ただ、お茶の場合、酸化したからといって、体に悪い影響を与えるわけではありません。
「酸化=老化や体のサビ」というイメージもありますが、お茶については、酸化していても飲む分には問題ないのでご安心くださいね☆
理由②お茶が劣化している
「前日に煎れたお茶を水筒に入れた」などで、お茶が劣化し傷んでいる場合も、味が変わったりまずいと感じることがあります。
水筒は、直接口をつけて飲むことが多い為「菌が繁殖しやすく、傷みやすい」という特徴があるんです。
この場合、飲んだら体調を崩す可能性があるので、注意が必要!
水筒のお茶は、毎日新鮮なお茶を入れることも大切ですよ(*´ー`*)
理由③水筒やフタ、パッキンが汚れている
水筒や水筒のフタ、パッキンなどが汚れていて、ニオイや雑菌が発生していることで、味が変わったり、まずいと感じることもあります。
水筒のフタの溝とかパッキンって、よーく見ると茶渋とか黒カビのようなものがついていること、ありますよね?(私、あるあるです)
あと、水筒の底の方も、目を凝らして見てみると、茶渋っぽいものが、こびりついていたり・・(これも、ある汗)
これらも、お茶の味が変わる原因となるだけでなく、健康を害する可能性があるので注意が必要ですよ×!
理由④水筒が新しい
買ったばかりの水筒の場合、水筒のステンレスの金属のニオイによって、お茶の味が変わるとか、まずいと感じる可能性もあります。
この場合、体に害があるわけではありませんし、使っていくうちに緩和されるものではありますが、気になる場合は、次の項目でご紹介する対処法を試してみてくださいね(。•ω- 。)
水筒のお茶の味が変わる&まずい時の対処法は?
水筒のお茶の味が変わる、またまずい時の対処法には
- 水出しのお茶にする
- お茶を入れたら急速冷蔵する
- 濃いめのお茶を入れてお湯で割る
- お湯を入れてティーバッグを持参する
- タンニンが少ないお茶を入れる
- レモン汁やクエン酸を入れる
- 満杯に入れる
- 水筒をきれいにする
などがあります。
ひとつずつご紹介しますね☆
対処法①水出しのお茶にする
お茶は、低い温度より高い温度の方が、酸化が進みやすくなります。
なので、温かいお茶ではなく、水出しで作った「冷たいお茶」を水筒に入れるのが◎!
例えば、こちら
「静岡抹茶入り 水出しお湯出し両用タイプのお茶パック」です。
静岡県掛川市の伝統的なこちらのお茶は、お湯出しはも水出しもOKな便利なお茶パック。
水出しでも、高級抹茶入りの「濃いお茶の味」を楽しむことができます。
ご自宅で急須や湯のみで飲むときは「お湯出し」、水筒には「水出し」と使い分けてもいいかもしれませんよね。
口コミでも「水出しでも濃くて美味しい」と評判はgood
美味しい水出しのお茶で、水筒でも変わらない美味しさをご堪能くださいね♪
対処法②お茶を入れたら急速冷蔵する
ご自宅に「お湯出し」のお茶しかない場合は、急速冷蔵すればOK!
方法は
- 耐熱の密閉容器に熱いお茶を入れて、しっかり密閉する
- ボウルに氷水を入れ、1を入れて転がし急速冷蔵する
- 水筒に入れる
または、
- 水筒に氷を8分目ほど入れる
- 濃くて熱いお茶を水筒に入れる
でもOK
氷が溶けるとお茶が薄まるので、濃いめのお茶を入れるのがポイントですよ☆
対処法③濃いめのお茶を入れてお湯で割る
職場などでお湯が使える状況で、且つマイカップなどがあるならば、濃いめのお茶を持っていき、飲む際にお湯で割って飲むのもアリ!
その際、水筒に入れるお茶は濃いめにして、先程の最初にご紹介した急速冷蔵の方法で冷やして持っていくのが◎
「お茶はやっぱり温かいものが良い」という方におすすめの対処法ですよ٩꒰。•◡•。꒱۶
対処法④お湯を入れてティーバッグを持参する
お湯とティーバッグを別々に持って行っても◎!
水筒にお湯を入れて、飲む際にティーバッグでお茶を煎れればOKですが、お茶に必要なお湯の温度&水筒の保温温度を確認することも大切ですよ。
対処法⑤タンニンが少ないお茶を入れる
お茶の酸化は、お茶に含まれる「タンニン」が原因なので、タンニンの含有量が少ないお茶を選ぶのもおすすめです。
例えば
麦茶、ほうじ茶、番茶、ウーロン茶、ルイボスティー
などになりますが、とはいえ、いずれも緑茶に比べてタンニンが少ないだけで、全く含まれてはいないので注意は必要です。
ちなみに、私は時々「ルイボスティー」を水筒に入れて持参するのですが、私の舌感覚だと、ルイボスティーだと、味が変わるとかまずいと感じることがない・・ような気がしますよ( •⌄• )◞
対処法⑥レモン汁やクエン酸を入れる
クエン酸には「酸化防止」の作用がある為、水筒にお茶を入れたら、レモン汁やクエン酸を、1滴程度(ごくごく少量)入れるのもおすすめです。
市販のペットボトルのお茶にも「ビタミンC」が入っていることが多いんですが、これもお茶の酸化防止の為に入れられているんです。
ただ、大量に入れてしまうと、違う意味でお茶の味が変わるので笑、入れる量には注意をしてくださいね◎!
対処法⑧満杯に入れる
お茶の酸化は「酸素に触れること」で進みやすくなります。
なので、水筒内のお茶ができるだけ酸素に触れないように「満杯に入れる」のも◎!
また、水筒内のお茶は、揺れることでも酸素に触れて、酸化しやすくなってしまうので、水筒を持ち歩く際は「あまり揺らさないようにする」こともポイントですよ☆
対処法⑧水筒をきれいにする
水筒の汚れや雑菌により、お茶の味が変わる、まずいと感じることもありますから、水筒はきれいな状態をキープすることも大切です。
毎日、洗剤できれいに洗う他、週に一回は酸素系漂白剤で、お手入れをするのもおすすめ!
方法は
- 水筒にぬるま湯、洗剤、酸素系漂白剤(説明書きに記載の所定量)を入れる
- 30分、そのまま放置する
- 水でしっかりすすぐ
になります。
フタやパッキンなどは
- ボウルにぬるま湯、洗剤、酸素系漂白剤を入れる
- そのまましばらく浸けこんでおく
- 水でしっかりすすぐ
で、OK。
これは、水筒が新しくて金属臭が気になる場合にも◎!
あと、毎日水筒を洗う際、こちらのようなスプレータイプの洗剤を使うと便利ですよ
「キュキュット クリア泡スプレー」です。
水筒やフタの溝やパッキン、あと水筒の底など手が届きにくいところも、シュっとスプレーできちゃうのでとっても便利!
スプレーしたら1~5分程放置して、すすげばOKの洗剤になります。
1本で除菌、除渋、消臭、くすみ落としの4つの効果が期待できちゃう優れもの◎
頼もしい洗剤で、きれいな水筒をキープしちゃいましょう٩꒰。•◡•。꒱۶
水筒の熱いお茶は腐る?
水筒に入れた熱いお茶は腐るのか、この答えはイエスで「腐る」になります。
熱いお茶をはじめ、食品が腐る原因は「菌の繁殖」によるもので、なぜ菌が繁殖するのかというと「栄養と温度と水分」がそろっていることが条件になり、水筒の熱いお茶には、これら全てがそろっている為
菌が繁殖しやすい→腐る
といえるんです。
お茶に含まれるカテキンやタンニンなどの抗酸化作用の効果は、水に溶けてしまうので期待できず、さらには、
- 水筒内にお茶パックが入ってる
- お茶の葉が入ってる
となると、栄養分もたっぷりになるので、より腐る原因へと繋がりやすくなります。
そもそもお茶は「煎れたら、すぐに飲むもの」とされている為、常温だと「半日ほどしかもたない」とされているんです。
水筒の熱いお茶についても、味が変わるとか、まずい以外に
- 酸っぱい味がする
- 酸っぱいにおいがする
- ぬめりがある
などの違和感を感じたら、飲まずに処分した方が安心ですよ(。•ㅅ•。)
水筒のお茶の変色を防止する方法
水筒のお茶の変色を防止する方法も、先程ご紹介した「味が変わる、まずい時の対処法」と同様になります。
水筒のお茶の変色の原因も「お茶の酸化」によるものなので
水出しのお茶にする、お茶を入れたら急速冷蔵する、濃いめのお茶を入れてお湯で割る、お湯を入れてティーバッグを持参する、タンニンが少ないお茶を入れる、レモン汁やクエン酸を入れる、満杯に入れる
などが◎になるんです。
また、水筒をきれいにしておくことも重要になりますよ。
水筒のお茶が酸化して変色する理由は?
水筒のお茶が酸化すると、なぜ変色に繋がるのか、その理由はお茶に含まれる「葉緑体」と「カテキン」にあります。
それぞれ
- 葉緑体:もともとは緑色だが、酸化することで茶色に変色する
- カテキン:酸化することでオレンジや赤色っぽく変色する
という特徴があり、これが原因で、本来緑色であるお茶が、茶色っぽく変色してしまんです。
飲食物は、味はもちろんですが「見た目」も大切だったりしますから、できる限り酸化を防いで美味しいお茶を楽しみたいものですよね(﹡ˆᴗˆ﹡)
お茶や温かい飲み物を入れても酸化しない水筒はある?
最後に、お茶や温かい飲み物を入れても酸化しにくい水筒のご紹介です♪
サーモス 真空断熱ケータイタンマグ
水筒といえば?のサーモスの「真空断熱ケータイマグ 600ml」です。
軽量でコンパクトながら、「ステンレス製魔法瓶構造」なので保温効果が抜群☆
と同時に、保冷効果もバッチリな水筒になります。
シンプルな構造で、パーツが少ないフタなので、洗いやすいところも◎
衛生的な水筒をキープできます。
保温効果&衛生的な水筒で、温かいお茶や飲み物の鮮度をパシっとキープしちゃいましょう!
ビタントニオ ツイスティー
ビタントニオ「ツイスティー ティーボトル」です。
なんとこちら、茶こしがついた水筒で、外出先で煎れたてのお茶が飲めちゃう、素敵な水筒になります。
100℃~マイナス20℃まで対応可能なので、水出しのお茶でも◎
ボトル部分は二重構造なので表面が熱くなりにくく、且つ冷たいものは結露がつきにくいスバラシイ水筒になっています。
ティーバッグも茶葉もOKなので、気分に応じて色んなお茶を楽しめちゃう♪
オシャレ&画期的な水筒で、美味しいお茶を楽しんじゃいましょう╰(*´︶`*)╯♡
まとめ
水筒のお茶の味が変わる、まずい理由や対処法、熱いお茶は腐るのかなどを見てきました。
<水筒のお茶の味が変わる、まずい理由は?>
水筒のお茶の味が変わる、まずい理由には
- お茶が酸化している
- お茶が劣化している
- 水筒やフタ、パッキンが汚れている
- 水筒が新しい
などが考えられる
<水筒のお茶の味が変わる、まずい場合の対処法は?>
水筒のお茶の味が変わる、まずい時の対処法は
- 水出しのお茶にする
- お茶を入れたら急速冷蔵する
- 濃いめのお茶を入れてお湯で割る
- お湯を入れてティーバッグを持参する
- タンニンが少ないお茶を入れる
- レモン汁やクエン酸を入れる
- 満杯に入れる
- 水筒をきれいにする
などが◎
<水筒の熱いお茶は腐るのか>
水筒に入れた熱いお茶は腐る可能性がある
水筒のお茶の味が変わる&まずい理由が判明して、スッキリしました◎
せっかくなら美味しいお茶を楽しみたいもの!
色々工夫して対処法を試しながら、美味しいティータイムを過ごしてくださいね(ღ˘ㅂ˘ღ)